妖怪ツタ女

私は最近職場で、ストーカー被害にあっている。
加害者は「悪口&噂話&愚痴を絶え間なく口から吐き出す女」である。
逃げても避けても断っても、奴の口からニョロニョロと出てくる愚痴でできたツタに縛られ、身動きが取れなくなる。

今朝
あぁ、きっと今日も奴は口から「超くだらない話」というツタをニョロニョロさせながら近づいてくるんだろうな
一日中私にまとわりついて、始業から終業までちっとも楽しくない話を口から出し続けるんだろうな、と思っていると

あれ?なんか私、今日1日がそのようになることを楽しみにしてないか?
彼女が私の期待通りのことをして、自分が被害者になることにワクワクしてないか?と思った。

改めて自分の感情を見てみると、確かにそのようになることを望んでいて
もし逆に、彼女から楽しい話題しか出てこなかったら、心底がっかりする自分を発見した。

なんてこった…

自分が無垢であるために、妖怪ツタ女が必要というわけか。

彼女を不気味なツタで縛っていたのは、私の方だった。

あぁ、なんてこった…

「別の見方で見たいです」と聖霊に助けを求め、彼女を解き放とう。

そうすることで、私も自由になれるのだから。