ゼロから選択するのではない

(JACIMフォーラムの読書会で)教材を要約をしてみて、また皆さんの投稿を読んでの感想です。

私がこの教材を要約しながら最初に感じたのは、重要なフレーズが散りばめられてはいるものの、内容があちこちへ行ったり来たりして、何となくまとまりのない回答だなあということでした。

それが皆さんの投稿を読んでいるうちに、私にとっては次の論理的な繋がりが大切であり、それが欠けていたがために、ずっとモヤモヤしていたのだということに気付きました。

「世界は自分が聖霊と自我のどちらの解釈を選択したかの、結果である。だからまずは、自我を選択した結果である今の世界を、聖霊によって解釈し直すこと(赦すこと)からやり直す必要がある。」

私が常にすべきことは、ニュートラルな世界に対して自我か聖霊の解釈を選択することではなく、既に自我の解釈を選択した結果である世界を、聖霊によって解釈し直すこと、つまり自我の解釈を聖霊の解釈にひっくり返していくことであり、それによって世界を本当の意味でニュートラルなものにしなくてはいけないのだと、改めて気付かされたように思います。

この世界に自分がいると認識している時点で、自我の解釈を選択した結果であるのだから、当然ではあるはずなのですが、ゼロから選択するのではないということを忘れがちな自分にとって、重要な学びとなった気がします。

そしてその自我の凝り固まった解釈を解きほぐせるように与えられた足掛かり的なヒントが、以下に列挙されていることなのだと解釈すると、よりすっきりこの回答が整理できて、腑に落ちやすくなるように思いました。

・被害者も加害者も差異も、またそれを反映する原因も実在しない。
・誰もが自分自身の心の外にその原因を見ることを必要としている、そんな自我のメカニズムに囚われてしまっている人々を、慈しみをもって眺めること。
・すべての兄弟の無罪性と共にある神の子は、永遠に安全であり、いつでも神の真理の静けさの内に休らうことができる。

こうして聖霊(正しい心の状態がもつ観点)によって解釈を訂正し直せた部分から、癒しという世界の結果が広がっていくと考えると、改めて選択するということの力を実感できそうで、ちょっとわくわくしてきます。

私にとっては新鮮な学びがありました。皆さんありがとうございます。

( 2025年4月by YK )