自我の受精
朝目覚めた時、心が真っ白でなにもなく、平安を感じているという状態が時々起こる。
また反対に奇怪な夢を見て、強い恐怖とともに目覚め、身体が動かないということもよくある。
昨日も変な夢を見て、いつもなら強い恐怖とともに目覚めるはずが、感覚が違っていた。
まず、心が空白で平安を感じる。次に、平安が恐れへと変わった。すると、どこからか思考の塊がやってきて、心の空白と接触し、空白が闇に包まれた。
それはまるで、精子が卵子と接触して、受精したかのようだった。
朝目覚めた時に感じる平安や恐れの裏には、このような力動があることを、はじめて知覚することができた。
毎日、毎分、刻一刻、あなたは恐怖の時間が愛の座を奪ったあの一瞬を再び生きているだけである。
(T-26.Ⅴ.13:1)
卵子は受精すると細胞分裂を始めるそうである、一元性から二元性へ、常にあの第二分裂の瞬間を、繰り返しているのかなと思った。

