散歩しながら気持ちよく歩いている時、胸の奥に、かすかな違和感を感じる。

そのかすかな息苦しさは、いつだってそこにある。

それを見つめながら、まるで楔のようだなと感じた。

心に穿たれた、その一本の楔は、私と世界をつなぎ合わせている。

それを抜けば、全てが解けて、消え去るような気がする。

見つめたところで、びくともしない。

気を逸らせば、直ぐにわからなくなる、かすかな感覚。