泥棒カササギ?

フィンランドに住む友人が、こんな写真を送ってくれた。

友人の息子さんが仕事場の駐車場で2羽のカササギの雛が寒さで震えているのを見つけてつれ帰り、家で2週間ほど世話をしたあと、野鳥保護施設に渡したとのこと。

友人のメールには、カササギはフィンランドではあまり貴重視されていない、ということも書かれていた。

私はカササギという鳥のことはよく知らなかったが、すぐに思い出したのは『泥棒カササギ』という題名の(ロッシーニ作曲の)オペラがあるということだった。

それで、ネットでこの鳥に関するいくつかのサイトを覗いてみたところ、

以下のような基本情報を見つけた。

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学名             Pica pica

英名             Eurasian Magpie

和名             鵲(かささぎ)

別名:カチガラス

分類詳細    スズメ目カラス科

全長             45cm

分布             北海道、新潟県、長野県、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県

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そして、どうやら国によって、この鳥についての評価がかなり違っているようだ。

日本では、国の天然記念物、

中国では幸運の鳥、

ヨーロッパではカラスのごとく、どこにでも見られる鳥。

私自身は、『泥棒カササギ』というオペラの名前(実際には上演されるのを見たことはなく、この題名だけを知っていた)から、カササギは「図々しい感じの鳥」というイメージを、漠然と抱いていた。

でも本当はこんな姿の、なかなかかっこいい鳥のようだ。

あのオペラのストーリーもよく読んでみたら、私が想像していたのとはかなり違っていた。印象だけでものごとを決めつけてはいけないと、改めて教えられた。

友人が、何度も巣(寝床)から落ちるのを拾い上げては世話をした2羽の雛も、今頃はフィンランドの空を羽ばたいているのかな・・・。