「完全な意欲は自我を超える」
したがって、私たちがこれから取り組むのは、あなたが望んでいない一切のものを聖霊に差し出す方法を習得するための、体系的で緻密な構成をもつ周到に計画されたプログラムである。聖霊は、あなたが望んでいないものをどう扱うべきかを知っている。あなたは、聖霊が知っていることをどのように使用すべきかを理解していない。神からのものでないものが聖霊に与えられれば、それは消えてしまう。だが、あなたは完全な意欲をもって自らそれを直視しなければならない。そうしなければ、聖霊の智識はあなたにとって役に立たないままとなるからである。助けることは聖霊の唯一の目的であるから、もちろん、聖霊があなたを助け損なうことはない。あなたにとっては、恐れの原因を直視してそれを永久に手放すことを恐れる理由よりも、自分が知覚している通りのこの世界を恐れるべき理由のほうが大きいのではないだろうか。[T-12.II.10]
この箇所を読んで、以前、赦しのプロセスで自我の思考体系を認識して一区切りついたような気持ちになり、それで完結したと感じていたことと、それが癒しではなく「自我の罠」だったと気づいたことを思い出しました。
納得感や満足感を、自我は巧妙に利用し、「分離の実在」という嘘を密かに維持しようと、常に策略していることを痛感しました。
学び続ける中で、「一切のものを聖霊に差し出す」という真理への抵抗の根深さと、聖霊への完全な意欲の重要性を実感しています。

