環状

テキストやJACIMの教材を読むときに、これまで何度も読んだはずなのに、まるで初めて読むかのような感覚になるのを、ずっと不思議だなと感じていました。

『講座(コース)』を学ぶときに出くわす難しさの一つは、このコースは他の思考体系とはかなり違っている、という点です。ほとんどの思考体系は直線的に進んで行きます。まず簡単な概念から始まって、それが積み上がって行くことで、だんだんと複雑になっていきます。『講座(コース)』の場合はそうではありません。その思考体系は、環状に提示されています。同じ題材について、その周りを何度もぐるぐる回っているいるかに見えます。

「奇跡講座入門」P67

井戸を思い浮かべてみてください。その内側の壁にそってぐるぐる回りながら、どんどん深く降りていって、最後には底に着きます。井戸の底が神ということになります。とにかく、同じ円に沿ってぐるぐる回るわけです。ただし、深く降りていくにつれて、自我の要塞にも近づいていきます。それでも私たちが相手にしているのは、常に同じものです。

「奇跡講座入門」P67

『奇跡講座』に出会ってすぐに読んだレッスン1と、今読むレッスン1では、そこから受け取る印象は別のものです。今読むとレッスン1なのに、随分と核心に迫ることが書かれてあることに気付き驚かされます。

毎日同じように実践しているつもりでも、少しずつ深くまで潜れるようになっているのかもしれないなと思いました。また、それに伴ってイエス先生のメッセージも深く受け取れるようになるのかもしれないと思いました。